「好きなことを諦めない」音楽とスポーツ、二つの夢を追い続けた25歳の挑戦
森本 史音さん

森本 史音さん (25歳)
学生時代に注力していた格闘技で怪我を経験し、
一度は運動を仕事にすることを断念。
好きを仕事にすることは諦めず、音楽領域で社会人デビューするが、
理想のワークライフバランスを実現するため、
再度トレーニング業界を志す。
音楽とスポーツ、好きを仕事にすることを諦めなかった

これまでのご経歴を教えて下さい。
幼少期からサッカーや水泳など、様々なスポーツに取り組んできましたが、特に格闘技に注力してきました。
学生時代は「いつかはスポーツを仕事に」と思っていましたが、高校生の時に大きな怪我をしてしまったんです。当時、一度は運動で仕事することを諦め、次にやってみたかった作曲家の道を志しました。
ですが、作編曲の仕事はどうしても家にこもりっぱなしになりがちなことや、年収面の厳しさも実感。働き詰めになることも多く、自身の将来のためにも、もう一度運動・トレーニングを仕事にすることを志しました。
パーソナルトレーナーを目指した理由を教えてください
社会人になってからは作曲活動と平行して、膝の調子を見ながら格闘系エクササイズジムでもトレーナーをしていました。
しかし、集団レッスンではセッションのセリフを丸暗記するだけで、生徒さんとのコミュニケーション量が少なく、一人ひとりが必要としているものが見えづらいことに疑問を感じていました。
そこで、人の健康に向き合えるパーソナルトレーナーとして、キャリアを転換することにしました。
「最短の合格可能性」に惹かれてトレスクを選択

トレスクを選んだ理由を教えてください。
僕は行動する前に色々と調べてから意思決定したいタイプ。業界の中に、資格を持っていないトレーナーも多いことは理解していました。
ですが、パーソナルトレーニングには様々な年代の方が訪れます。僕自身がスポーツで怪我を経験していることもあり、お客様に安心して利用していただくためにも、資格は絶対に取得したいと考えていました。
トレスクは認知度が高く、専門性を網羅している「NSCA−CPT」が取得できることや、取得時間の短さに魅力を感じました。
資格勉強で意識したポイントを教えてください。
試験は3ヶ月で一発合格。作曲の仕事と両立しながらの受験だったので、仕事の合間を縫ってオンラインで勉強できるのがよかったです。
トレスクでの動画学習の他に、暗記用のアプリも利用しながら、授業以外に1日1〜2時間は自習の時間を取りました。
最短で一発合格を目指していたので、授業は何度も見返して復習しました。テキストは要点がまとまっていたので、暗記で覚えやすかったのもポイントでしたね。
筋トレ経験はあっても、理論と実践を結びつけた体系的な知識が必要だったので、トレスクでの学習なしでの合格は難しかったと思います。
自由な働き方でワークライフバランスを実現

現在の働き方を教えてください。
Apple GYMで働きはじめてからは、ありがたいことに忙しくさせていただいており、音楽の仕事は趣味の範囲で行うように。
社会人になってからも自分の時間を大切にしたいと思っていたので、自分でシフト調整できる働き方が性に合っています。
現在は週6回はジムに来ているのですが、平日は余裕があるので、隙間時間で自身の身体づくりに向き合ったり、作曲のための時間も確保するようにしています。
パーソナルトレーナーとしての仕事のやりがいや、ご自身の強みを教えてください。
作曲だけに向き合っていた時は家に閉じこもりっぱなしで、今考えると精神的にも余裕がありませんでした。
今の方が忙しいですが、人と関わりながら仕事していた方が調子がよく、余暇も精力的に活動できています。
会員さんは自分より年上の方が多いのですが、お悩みに寄り添えるよう、親身なヒアリングに注力しています。エクササイズジムでの経験も生きていて、もう一踏ん張りしてほしい時には、気合を入れたポジティブな声掛けも実践しています。
自分の壁を超えた時のお客様の清々しい表情が見れるのも、一つのやりがいですね。
不安定な時代を生き抜けるキャリアを目指して

今後の展望を教えてください。
作曲専任の時代と比べると手取りも10万円以上増え、パーソナルトレーナーとしてのキャリアに希望を感じています。
現場で自由に働くのも楽しいですが、まずは今のジムでのキャリアアップを目指し、ゆくゆくは新しいスキルも養っていきたいです。
トレーナーとしてだけでなく、自分の心のゆとりとも向き合いながら音楽も続けて、不安の多い時代も確実に生き抜ける人材になっていきたいです。